記録される人生

人生が記録されていきます。

翻訳実務検定TQEの答案提出を終える

3日前から始まっていたTQE試験(文芸)。

今日は無事に課題を終えることができた。月曜日の15時まで時間があるけれど、仕事もあるし、これ以上良くなりそうもないので、答案を提出した。正直頭を悩ますところばかりで、どれだけ時間をかけても無理だなという部分もあって、難しさを実感した。

手ごたえからして合格に値する翻訳なのかかなり疑わしいものではある。ただ、少なくとも今の自分にできることはやりきったので、例え最低評価だったとしても受け入れるしかないかな。

今回小説を翻訳してみてわかったのは、英語を自然な日本語にすることの難しさだ。

正確な翻訳をするには、英文の細かい所を読み取る力が必要なだけでなく、日本語にも精通していないといけない。それに、文学作品としての商品価値があるものに仕上げるとなると……かなり大変そうだ。

実際、課題に取り組む最中は悩んでばっかりだった。

原文に忠実で、なおかつ自然な日本語を考えるのに何度も頭をひねらせて、会話文もぎこちなくならないようにして、知っている単語の意味も改めて調べなおして、といった具合で、普段使わない頭の部分も使ったせいか、結構疲れてしまった。

それでも、長い時間をかけて翻訳をするという経験ができたのは良かった。

結果は3月4日。

かなり難しい試験らしいし、経験もほとんどないのでまったく期待はしてない。でも解説や試訳、ポイントなどが見れるので、それを自分の訳と見比べるのを楽しみにしておこう。

結果が出る前の2月下旬にも、この試験とは別の「文芸翻訳検定」があるので、そちらも頑張っていきたい。

ところで、この間何かの本で読んだのだけれど、翻訳をするには、「洋書」、「翻訳小説」、「日本語の小説」の3種類をバランスよく読むことも大事であるらしい。最近は洋書ばっかり読んでいたから、もうちょっとバランスよく読んでいこうかな。