TOEICの試験を3月17日に受けに行くので、その前日にビジネスホテルで1泊することにした。
今住んでいる所は比較的田舎のほうなので、都市部で開催されるTOEICの会場へ行くにはちょっと不便だ。近くに泊まっていると早く起きる必要がなく、朝の時間をゆっくり過ごすことができる。
と言ってもそれが一番の理由というわけじゃない。何よりも、気分転換をしたいというのがあえて一泊する理由だ。
自宅と職場を往復するだけの代わり映えのしない日々を送っていると、ちょっとした変化を求めたくなる。普段とは違う行動をとることで、マンネリ感を解消して、気分をリフレッシュさせないといけないのだ。
以前にも何度か同じようにホテルに泊まったことがある。選ぶのはごく普通のビジネスホテルだ。
そこで何をするかというと、大したことをするわけではなく、ひたすらにゆっくりのんびりと過ごす。環境が変わったというだけのことで、家でくつろぐのと何も変わりはしない。ただ、それだけのことであっても何だか新鮮な気分を味わうことができる。
ホテル周辺の散策もする。事前にGoogleマップで周辺に何があるのかを調べて、行ってみたいなという場所があれば足を運んでみる。
もちろん、近くに美味しそうな飲食店がないかもチェック。こういうお店があるんだなと眺めて、当日のプランを考えているだけでも、気分が少し上向きになる。
仕事をしていると、遠くまで旅行したり、長期の休みをとることは結構難しい。それでも、ホテルに泊まるだけならばいつでもできるし、高級ホテルに泊まったりしなければ、そんなにお金がかかるわけでもない。
毎日同じことの繰り返しだとどうしても退屈さや虚しさを覚えてくる。そんな中で、ときには自分なりの非日常的な時間を味わうことが大事になってくるのだ。それを楽しみにすることが日々の生活のモチベーションになるし、気分を新たにすることが、また普段の日常へと戻っていく力になる。